戸建てに独居だった祖母が施設に入ることになり、その土地に新築を建てる話が舞い込んできたもりっち夫婦。
「上物代だけならお金をかけられる…!」と思い、「高品質・高価格」の住友林業と契約することとなりまして。
もりっちが建てたのは、都内・18坪・3階建て・延べ床面積29.1坪というスペック。
てなわけで今回は!
住友林業で約30坪の家を建てたもりっちが、実際の間取りをご紹介していきます。
かかった費用や値引き術も公開しちゃいますよっ(^∀^ )
それでは!
今日もはりきって行きましょー(^∀^ )
- 【注意!】住友林業の間取りは有料
- 住友林業の設計士さんに伝えた要望
- 住友林業の約30坪3階建ての間取り
- 契約後は3〜4ヶ月で間取りを決めていく
- 実際に暮らし始めて、この間取りに大満足!
- 住友林業の約30坪の価格は…?!
- まとめ
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【注意!】住友林業の間取りは有料
まず前提として、住友林業はタダで間取りを書いてはくれません。
正確に言うと、間取りを書いてもらうために必要な敷地調査に5万円支払う必要があります。
つまり…契約前に、契約するかもわからない状態で5万円の出費が発生してしまうのです(つД`)
このいわゆる「申込み制度」は賛否両論あるようですが、住友林業としては「本気度の高いお客さんだけと向き合う」という意図があるのだと思います。
ってことで、住友林業に間取りを書いてもらいたい場合、5万円支払う覚悟はしておきましょう。
住友林業の設計士さんに伝えた要望
5万円支払い無事に敷地調査を終えた後、もりっち夫婦が住友林業の設計士さんに伝えた間取りの要望は以下のとおり。
- 1階:主寝室・書斎・水回り
- 2階:LDK
- 3階:将来の子ども部屋・バルコニー
- トイレは1,2階に
さらに細かい内容として…
LDKについて、
- 掃除しやすいように
- 対面キッチン希望
- キッチンからTVが見えるように
- 風通しを良くしたい
そして3階について、
- 最初は大きく1部屋とり、将来的に2部屋(子ども部屋)に分けたい
- (屋上を諦めたので)バルコニーを広めにとりたい
このように伝えてみました。
住友林業の約30坪3階建ての間取り
そして2週間後。
設計士さんが出してくれたファーストプランがこちら…!
じゃじゃんっ!
テーマは「南北をつなぐ家〜広がりをつくるお家のご提案〜」とのこと!
それでは! 1〜3階それぞれを、詳しく見ていきましょう٩( 'ω' )و
1階の間取り(主寝室・書斎・水回り)
まずは1階から。
玄関入ってすぐ左手に、エントランスクローク(EC)があります。
そして、手前から浴室・トイレ・主寝室(和室)・ウォークインクローゼット(WIC)・書斎という構成です。
主寝室は道路と反対側にあり、プライバシーにも十分配慮されています。
5.25畳とやや狭めではありますが、これは狭小地(18坪)なので仕方ないですね。
書斎にも窓をとれているのがなんとも素敵です(人´ω`*)
2階の間取り(LDK)
そしてメインの2階がこちら!
いやぁ〜〜驚きました。
なんと、アイランドキッチンです!
「キッチンは対面式で」と希望していましたので、正直始めは「えっ! アイランドなんて希望してない…!」と思ったのですが…
設計士さんの話によると、アイランドにすることで「南北の採光性や風通しが非常に良くなる」とのこと。
なるほど…!
確かにこの間取りであれば、北(絵の上)側にも大きな窓をとれており、さらに最も風通しが良くなる「窓が対面でかつ一直線上」の間取りが出来上がっていました。
設計士さんは基本的に「”要望どおり”の間取りを書いてくれるもの」だと思っていましたが、もりっちはこれをみて「要望に応えてくれていない」という思いではなく、「要望を上回る間取りになってる…(゚∀゚*)」と感じました!
また、住友林業のオリジナル工法「ビッグフレーム(BF)工法」により、余計な柱が一切なく、開放感のある空間となっていました。
18坪という狭い土地なのにも関わらず、こんなに開放的な空間を作ってもらえるなんて…もりっち感激です(人´ω`*)
また、キッチンとダイニングがきれいに並び、縦のラインが美しい…!
3階の間取り(将来の子ども部屋・バルコニー)
そして3階。
要望どおり、大きな1部屋となっています。
そして、将来的には壁を入れ、子ども部屋が2部屋できるようになっていました(´∀`人)
それぞれの部屋に収納があるのも嬉しいですね。
また、バルコニーは奥行きを広めにとってあり、横幅が狭い中でも、必要な洗濯物は問題なく干し切れるほどゆとりがあります。
さらに、これだけの奥行きがあれば、ちょっとしたテーブルを置くことも可能です!
実はもりっち、最初に旦那くんが「屋上がほしい!」と言っていたのですが、却下した経過がありまして。
なんせ…ネットで色々調べていると、屋上は「作って後悔した」という声が非常に多くあがるポイントなんですもの(´ε`;)
「作ったが全く使っていない」「その割に(施工費はもちろん)メンテナンス費がかさむ」などの理由からです。
このバルコニーであれば、テーブルを置いてバーベキューしたりお酒を飲んだり、さらには子どもをプールに入れたりと、旦那くんが「屋上でやりたい!」と願っていたことも叶えられます(人´ω`*)
丸々3ヶ月間メーカー選定に悩んだもりっち夫婦でしたが、この間取りが他社よりも魅力的だったこともあり、晴れて住友林業と契約することになったのでした(^∀^ )
契約後は3〜4ヶ月で間取りを決めていく
ちなみに、この仮の間取りで見積もりを出してもらい金額に納得した上で契約となるわけですが、その間取りで”決定”ではありません。
契約後に3〜4ヶ月間かけて設計士さんを中心に打ち合わせを重ね、最終的な間取りや設備(浴室やキッチンなど)、インテリアなど全てを決めていきます。
もりっち夫婦は間取りに関して
- LDKに手洗いは不要
- LDKにも収納が欲しい
- 洗濯機は3階に設置し、その前に手洗い器を置きたい
など追加・修正してもらいました。
最終的な間取りが完成!
そして、最終的に完成したのがこちら!
要望がきっちり全て反映され、大変満足のいく間取りが完成しましたよ(人´ω`*)
新たに洗濯機を置くことになった3階はどうなったかと言いますと…
将来2部屋に分けた際の1部屋あたりの面積が多少狭くなったものの、それぞれしっかりと収納スペースもとれています!
ちなみに、手前の子ども部屋のバルコニーよりの部分と、将来廊下となる部分には部屋干し用の竿をつけており、雨の日の洗濯対策もばっちりです(´∀`人)
実際に暮らし始めて、この間取りに大満足!
実際に暮らし始めて1ヶ月経過しましたが、とにかくLDKの採光性と風通しが抜群に良いです。
日中は電気なしで生活できるほどに、自然光がたくさん入ってきてくれます。
また、住友林業=高断熱の家というスペックがベースにはありますが、そこに風通しの良さが加わり、夏でも外が30℃程度まででしたらエアコンなしで快適に過ごすことができています(人´ω`*)
外が30℃くらいな2階もエアコン無しでいけるな(•ө•)♡
— もりっち@もりのかんづめ運営中〜注文住宅&グルメ情報発信 (@moricch_i) September 12, 2019
本当にこの風通しの良さは助かる…😂😂!
住友林業の約30坪の価格は…?!
ではここで、気になるお値段のお話。
都内で18坪の土地に延べ床面積29.1坪の3階建てを建てたもりっち邸は…
ぜ〜〜んぶ合わせて税込み4,283万円ほどかかりました(´ε`;)
注文住宅には、メインの建物本体工事費以外にも、様々な費用が発生します。
具体的には、ざっくり以下のような割合ですね。
項目ごとに詳しく見ていくと…
項目 | 項目詳細 | 金額 |
---|---|---|
建物本体工事費 | ・躯体工事費(仮設工事・基礎工事・大工工事・木材費) ・外部仕上工事費(屋根・破風軒天・雨樋・外壁など) ・内部仕上工事費(床・壁・天井・階段など) ・建具工事費(外部建具工事・内部建具工事) ・備品・住設機器工事・収納工事(外部部品・内部部品・住宅設備機器・システム収納) ・屋内給排水・給湯・衛生設備工事費 ・屋内電気設備工事費 |
2,998万円 |
別途工事費 | ・解体工事費(建て替えの場合) ・地盤改良費(地盤が弱い場合) ・屋外給排水工事費 ・冷暖房工事費 ・床暖房工事費 ・ガス工事費 ・エネファーム工事費 ・外構工事費(庭や門など) ・仮設工事費 ・インテリア工事費(カーテンや照明など) |
911万円 |
諸費用 | ・設計料 ・確認申請料 ・引っ越し費用 ・火災保険料 ・登記費用 ・家具・家電購入費 など |
374万円 |
合計 | ー | 4,283万円 |
もりっち夫婦は住宅ローンは4,000万円(頭金なし)で借り入れし、ローンで組めない諸費用の一部や手付金などは現金で361万円ほど支払いました。
注文住宅でかかる諸費用の詳細は、こちらの記事をご覧くださいね(^∀^ )
坪単価はまさかの100万円超え?!
もりっち夫婦、試しに坪単価(建物本体工事費÷延べ床面積)を計算してみましたら…
坪単価=103万円という結果に。
ひゃっ…100万超え…Σ(°Д°υ)!!
住友林業の坪単価は一般的には70〜85万円程度と言われていますので、もりっち邸はかなり高くついてしまいました。。。
どうやら、都内・狭小地・3階建てというのは、坪単価が高くなりやすい3拍子なんだとか。
537万円の値引きと最高の間取りを実現させた秘訣
トータル4,000万円超というのは、庶民のもりっちにとって充分高いのですが…
実はもりっち、住友林業に537万円もの値引きをしてもらったのです!!
この値引き額は、住友林業にしてはめちゃくちゃ大きいとのこと…!
値引きのためにあらゆる手を尽くしてきましたが、中でも非常に大きかったのが競合他社に相見積もりをもらっていたことでした。
注文住宅においては、1社だけ見て即決するなんてことは禁忌です!
比較検討しないと、スペックの違いや適正価格が分かりませんからね。
さらに…驚いたことに、メーカーによって提案してくれる間取りも全っ然違うのです。
快適な生活を送るためには、”間取りの失敗”だけは許されません。
しかし、1社だけの間取りを見ても「これがベストなのか…?」という判断はできない。
このため複数社から間取りを書いてもらい、
- 最も気に入ったメーカーのものを採用する
- 各社の良いトコ取りをする
という風に、あなたにとってベストな間取りに決めることをオススメします。
比較検討には資料一括請求サービスがおすすめ!
もりっちが比較検討のために実際に利用して「本当に助かった!」と感じているのが、無料の資料一括請求サービスです。
こちら、ネット上で予定地や予算、希望の間取りを入力するだけで複数社からカタログがもらえる優れもの。
また、会社によっては間取りや見積もりもメールのやりとりだけでもらえましたので、非常に助かりました!
このサービスを利用して複数社と検討していたことで、住友林業が値引きをより一層頑張ってくれたことは間違いありません。
逆に…これを使っていなかったら「何百万円もの大損をしていた」可能性が大きいことを考えると、ゾッとしてしまいます( ゚ε゚;)
間取りにつきましても、複数メーカーと比較していたからこそ「この間取りが1番良い!!」と判断することができました。
人生最大の買い物で後悔しないために、他社と比較検討しておくことをおすすめします(^∀^ )
なお、こちらのサービスの賢い使い方については、以下の記事でご紹介しています。
まとめ
注文住宅計画当初は、「18坪なんていう狭い土地だと、多少窮屈な家になってしまっても仕方がないな…」と思っていたもりっち夫婦。
しかし、住友林業の特にLDKを見た瞬間「こんなに開放的な空間を作ってもらえるなんて…!」と感動してしまいました(人´ω`*)
もりっち夫婦が最終的に住友林業と契約することを決めた理由はいくつかありますが、この”間取りの提案力”は、非常に大きいポイントでしたね。
この記事が、あなたの注文住宅計画において少しでもお役に立ったならばこれ幸い(^∀^ )
それでは今日はこのへんで。
またお会いしましょー(^∀^ )