こんにちは、もりっち(@moricch_i)です(^∀^ )
最終的には住友林業で契約することとなったもりっち夫婦なのですが、家づくり初期の段階では計6〜7社で悩んでおりました。
各社の営業マンと打ち合わせを重ねていく中で、純粋な気持ちとしては「住友林業が1番好き…!!」と感じていたのですが、いかんせん住林はお高いイメージが…(´Д⊂ヽ
「あとは間取りと価格次第だなぁ…」と思っていた矢先、住友林業の営業マンからこんな提案がありました。
「間取りと見積もりをご提案するためには敷地調査が必要ですが、いかがでしょう? 申込金5万円かかりますが^^」
ごっ…5万円…Σ(°Д°υ)!!!
てなわけで!
今回は、住友林業が契約前に5万円をぶん取る「申込み制度」についてご紹介していきます。
5万円支払わなくても間取りを書いてもらう秘策についても伝授しちゃいますよ(^∀^ )
それでは!
今日もはりきっていきましょー(^∀^ )
- 住友林業は契約前の敷地調査に5万円必要
- 住友林業が契約前に5万円とる理由
- 住友林業の敷地調査はすごい!5万円支払う価値はある
- 申込み制度は契約者にとってはプラスでしかない!
- 住友林業に5万円支払わず間取りをもらう方法
- まとめ
住友林業は契約前の敷地調査に5万円必要
住友林業は、大手ハウスーメーカで唯一、契約前の「(有料)申込み制度」を設けています。
「申込み制度」というのは、住友林業に敷地調査・間取り作成・見積もり作成をお願いするために必要なもので、その申込み金=5万円となっています。
敷地調査とは:「自分たちが家を建てる土地は、どのような土地なのか」を把握するための、専門業者による細かい調査のこと。敷地の形や大きさ・地盤の強度・隣地の建物の状況・道路との高低差・ガス管や水道管の状況などを調べる。

(出典:住友林業公式サイト)
敷地調査は自分たちの土地を最大限活用して家を建てるために必須のものであり、これをすることで初めて、間取りや見積もりの詳細をだせるということなんですよね。
メーカー選定の際には、
- 予算内で建てられるか
- どれだけ魅力的な間取りを提案してくれるか
ということは、絶対に外せないポイントではないでしょうか。
このため、敷地調査なくしてメーカー選定なし!
とも言えるほど、敷地調査は重要なものなのです。
他ハウスメーカーの敷地調査は無料
住友林業では5万円支払う必要がある「敷地調査」ですが、実際のところ、他大手ハウスメーカーでは無料でやってくれます。
実際にもりっちが途中まで検討していた積水ハウスシャーウッドや三井ホーム、中小であるポラスグループでさえも敷地調査は無料でやってくれ、間取りも見積もりも無料で出してくれました。
住友林業と契約しなくても5万円の返金はなし
しかし、住友林業は…
5万円支払わなければ敷地調査をやってくれませんし、残念なことに、仮に契約しなかったとしてもこの5万円は戻ってきません。
5万円って、決して小さな金額ではありませんよね…(´ε`;)
というより、大金ですよ。。。

複数社で迷っていたもりっち夫婦も、「5万円無駄にしてしまうかも…」ということが非常に気になったのですが、やはり「住友林業が1番好きかも。。。」という気持ちに嘘はつけず…
まさに、清水の舞台から飛び降りるほどの決意で、5万円支払うことにしたのでした(´Д⊂ヽ

住友林業が契約前に5万円とる理由
「契約前に5万円払えやっ^^」なんて言われてしまい、もりっちは正直、とても悲しかったです。。。
住友林業が、金の亡者だったなんて…(´Д⊂ヽ!!
まるで、好きだった爽やかイケメン野球選手に、実は長年付き合っている彼女(しかもグラビア)がいた時のような空虚感…( ´゚д゚`)
しかーーし!!
実は、住友林業は、この敷地調査で全く儲けてはいないことが発覚したのですΣ(゚ロ゚;)
敷地調査は10万円ほど費用がかかるもの
なぜなら、敷地調査は住友林業ではなく下請けの専門業者がやっており、さらにその金額は5万円では済まないから!
もりっち夫婦が途中まで検討していた町の小さな工務店も、「敷地調査は(専門業者に依頼するため)有料」とのことだったのですが…
その申込み金は、91,800円でしたΣ(°Д°υ)
あれ…住友林業やっす(^∀^ )
最大手ハウスメーカーである住友林業と町の小さな工務店とでは年間着工数が全く違いますから、住友林業が下請けに依頼する際には多少の割引があるのかもしれませんが…
それでもさすがに5万円で収まることはないでしょう。
ということは…
- お客さんから徴収した5万円
- 不足分を住友林業が業者にお支払い
といった具合に、下請け業者に依頼していることになります。
つまり!
契約前のお客さんが支払う5万円は、住友林業にとって全然プラスにはならないということなのです。
5万円は「住友林業愛」を確かめるフィルター
ではなぜ、ある意味中途半端に「5万円だけ」とるのかと言いますと、「住友林業のことをどれくらい真剣に考えてくれているのか」をふるいにかけているというわけ!
5万円って、気軽に払える金額ではありませんよね(´ε`;)
かといって10万円もしてしまうと、それが障壁となり「10万円無駄にするかもしれないなら、住友林業は諦めよう……」なんてことにもなりかねない。
そこで、「住友林業好き! 多少お財布は痛むけど、住友林業のプランをどうしても見たい!」と思ってくれる人だけに絞り込むというわけですね。
住友林業の敷地調査はすごい!5万円支払う価値はある
残念ながら、契約しなかった場合にも返金はされない申込金。
しかし、この5万円は決して”損”にはなりません!
なぜならば…住友林業の敷地調査は、他社よりも圧倒的に優れているからなんです(゚∀゚*)
住友林業の敷地調査は近隣地の情報量がすごい
基本的に敷地調査は、「自分が建てる土地に関しての調査」です。
しかし住友林業の場合、「近隣の情報をとる」という考え方なんですって!
実際に、他大手ハウスメーカーの結果票と見比べてみましょう。
まずは、三井ホーム(左)と積水ハウスの結果から。
お次は住友林業。
他社との違い、分かりますでしょうか。
向かい側(写真下側)の情報量が、全く違うんです(゚ロ゚ノ)ノ
唯一住友林業の調査結果票には、向かいの家の窓の位置や高さまで全て書かれているんです!!!
薄すぎて全然見えないな( ・ᴗ・ )
大手であればどのハウスメーカーでも「隣の家の窓の位置」は測ってくれますが、「向かいの家」まで測ってくれるのは住友林業だけ!
道幅が何メートルもある広い場所でしたらあまり関係ないかもしれませんが、もりっちの予定地は道幅が車1台やっと通れる程度でして、向かいの家との距離がすっごく近いんです(´Д⊂ヽ
このため、もりっち邸にとっては向かいの家の情報はかなり重要なんですよね。
これを計算せずに家の間取り・窓の位置を決めてしまった場合、せっかく開放的な窓を作ったとしても「向かいの家の人と視線が合ってしまう」なんて事態を招きかねません。
そういう面では、住友林業の超細かい敷地調査結果は非常に価値があると感じましたね。

住友林業なら他社ではやれない地盤調査も可能
さらに、敷地調査の項目の1つである「地盤調査」について。
地盤調査とは:建物を建てる土地の強度について、荷重や沈下にどれほど耐えられるかを調べるもの
住友林業では、他社が「解体前には地盤調査を行えない」と判断するような土地であっても、地盤調査をしっかりやってくれるのです。
これにどのようなメリットがあるのかと言いますと、契約前に正確な見積もりを把握できることなんです!
地盤調査の結果「地盤が弱い」と判断された場合、地盤改良が必要になることがあります。
そして地盤改良には当然ながら費用が発生するわけですが、100万円をオーバーすることもざらなんです(´Д⊂ヽ
施主としては、メーカー選定の段階で「トータルいくらかかるのか」は確実に抑えておきたいポイントでしょう。
このため、地盤改良費含めた金額でだしてもらいたいですよね。

しかし…もりっちの建て替え前の家は、お隣さんとの距離が近すぎて、通常の地盤調査に使用する機械が中に入っていけないことが判明したのです(´Д⊂ヽ
実際に積水ハウスシャーウッドや三井ホームには、「機械が入らないので、地盤改良の見積もりについては解体後(=契約後)になります」と言われてしまいました。
某S水ハウスなんかには、「この隙間では、地盤についてはどこのメーカーでも測れませんね。住林さんでも無理ですよ。」という言葉をかけられていたのですが…
なんと、唯一住友林業だけは、地盤調査をやってのけたのです…(゚∀゚*)!
部分的に測れる小さい機械を用い、ほんの一部だけ測ってくれたそうで。

ちなみに住友林業の地盤測定の結果、もりっち邸は地盤改良に130万円かかることが判明しました(´Д⊂ヽ
費用自体はかなり痛手ではありますが、契約前に地盤改良費も含めた正確な金額を知れるのは、メリットでしかありません。
てなわけで!
仮に住友林業と契約しなかったとしても、
- 近隣、特に向いの家の窓の位置まで分かる敷地調査結果をゲットできること
- 地盤改良費を把握できること
これらのメリットを考えると、仮に契約しなかったとしても、この5万円は決して無駄金にはならないと言えるのではないでしょうか。
申込み制度は契約者にとってはプラスでしかない!
ちなみにこの5万円ですが、住友林業と契約した場合、全く無駄にはなりません。
契約後には、支払った5万円をかかった金額の合計から引いてくれるためです。
つまり、トータル3,000万円かかることになった場合、「すでに5万円は支払い済み」という扱いとなり、残りの2,995万円を支払えば良いことになります。
これだけであればいわば”当然のこと”なのですが…
よく考えてみてください!
他社は、推定10万円程度かかる敷地調査を、誰から構わず無料でバンバンやっているわけで( ゚ε゚;)
「この費用を誰が支払っているのか?」と考えてみると…
そう、契約者ですよね。
そう考えると!
契約前に5万円もの支払いが発生するのはなかなかハードルが高いですが、
住友林業のことを真剣に考えてくれている人にのみ敷地調査を行い、契約者には適正価格でプランを提案する。
こういった住友林業のやり方は、もりっち的には非常に合理的だと感じましたね。

住友林業に5万円支払わず間取りをもらう方法
ただ、「何が何でも契約前にお金は支払いたくない。 でも住友林業の間取りは見たい!!」そんな方もいるかもしれません。
そんなあなたのために、”5万円支払わなくても間取りをもらえる”秘策"をお教えしましょう٩( ‘ω’ )و
秘策1.住まい博に行ってみる
1つ目の秘策は、「住まい博に行きましょう」ということ。
住友林業では年に数回、住まい博を開催しています。
住まい博では、
- パナソニックやリクシルなど各メーカーの設備(キッチン・トイレ・浴室など)が見れる
- 住友林業で実際に家を建てた人の生の声を聞ける
など、住友林業を検討している人にとっては参考になること盛だくさん!
そしてこの住まい博の1番の目玉が、設計士さんに無料で間取りを書いてもらえることなんです٩( ‘ω’ )و
普通は5万円支払って敷地調査をした後でないと間取りを書いてくれない住友林業ですが、このイベントに予約来所すれば、敷地調査していなくてもOKとのこと。
当然、正確な部屋の広さや細かい窓の位置などはここでは分かりませんが、「だいたいどんな感じの間取りになるか」という雰囲気は、このイベントで十分わかるかと思います。
秘策2.他社の敷地調査結果でお願いしてみる
2番目の秘策は、他社の力を借りること。
他社から無料でもらった敷地調査結果を住友林業にもっていき、「間取りを書いてもらえないか」とお願いしてみるということです。
ただ、これを良しとしてくれるかどうかは、担当営業マン次第。
そして…実際のところこれは、あまりオススメの方法ではありません(´ε`;)
ハウスメーカー選びに悩みに悩み、最終的に住友林業と契約したもりっちが感じたことは、「住友林業愛が強ければ強いほど、値引きしてくれる」という事実。
「必要なお支払いもせずに間取りだけ書いてもらおう」というのは、住友林業にとって良い気はしませんよね(´ε`;)
てなわけで、住友林業と契約する可能性が低くないのであれば、
- 清水の舞台から飛び降りてみる(5万円支払う)
- 住まい博に参加してみる
このいずれかがおすすめですよ(^∀^ )
まとめ
住友林業は大手ハウスメーカーで唯一、契約前の敷地調査に5万円かかります。
しかし、決して「敷地調査料と称して、色んな人から5万円儲けてやろうΨ( ゚∀゚)Ψ」なんて魂胆はないのです。
むしろ、本物の住友林業愛のある人にとっては、かなりメリットになるこの仕組み。
賛否両論あるかもしれませんが、もりっちは、賛成だな(^∀^ )!
それでは今日はこのへんで。
またお会いしましょー(^∀^ )