こんにちは、もりっち(@moricch_i)です(^∀^ )
注文住宅計画では「どのハウスメーカー・工務店にお願いするか?」といったことに悩みますよね。
決める基準は価格・耐震性・デザイン性など色々ありますが、その中でも最初に確認すべきポイントが…そう!
木造か鉄骨か問題なのです٩( 'ω' )و
木造と鉄骨造、さらには鉄筋コンクリート造それぞれメリット・デメリットありますから、自分の中で「家に求める優先順位」を決め、それに合う工法を主力商品としている注文住宅会社で建てるのが鉄則です。
てなわけで今回は!
注文住宅の各工法の特徴、そしてその工法を得意としているハウスメーカーもご紹介していきます(^∀^ )
それでは!
今日もはりきっていきましょー(^∀^ )
注文住宅は大きく分けて木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造の3種類
注文住宅は、骨組みに使われる材質別に大きく3種類に分かれます。
- 木造
- 鉄骨造
- 鉄筋コンクリート造
さらに建築方法(工法)別に、以下のように分類されるのです。
- 軸組工法:柱や梁(はり)で組んだ骨組みで建物を支える工法
- 壁式工法:耐力壁(面)で建物を支える工法

これらそれぞれメリット・デメリットがありますので、「どの工法が最も優れている」といった正解はありません。
というのも、人それぞれ「住まいのどこに重きを置くか」が違いますからね(´ε`;)
- とにかく安く建てたい!
- 多少高くても耐震性には徹底的にこだわりたい!
- こだわりの間取りをすべて叶えたい!
- 将来のことも考えて、リフォームしやすいメーカーを選びたい!
などなど、人により家に求める優先順位は様々です。

各工法のメリット・デメリットまとめ
ではまず最初に、各工法の特徴を一覧でざっくり見てみましょう٩( 'ω' )و
材質 | 工法 | 費用 | 耐震性 | 間取りの自由度 | 大開口部 | 工期 |
---|---|---|---|---|---|---|
木造 | 木造軸組 | ◎ | △ | ◎ | ◯ | △ |
ツーバイフォー | ◎ | ◯ | ◯ | △ | △ | |
木質パネル | ◎ | ◯ | ◯ | △ | ◯ | |
鉄骨造 | 軽量鉄骨軸組 | ◯ | ◎ | ◯ | ◎ | ◯ |
軽量鉄骨ユニット | ◯ | ◎ | △ | ◯ | ◎ | |
重量鉄骨ラーメン | △ | ◎ | ◯ | ◎ | ◯ | |
鉄筋コンクリート造 | 鉄筋コンクリート壁式 | △ | ◎ | △ | ◯ | △ |
鉄筋コンクリートラーメン | △ | ◎ | ◯ | ◎ | △ |
※耐震性について:木造軸組でも全く問題ありませんが、比較すると他の工法のほうが優れるため△としています
木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造それぞれメリット・デメリットがあることが分かります。
ではではここから!
あなたが注文住宅の業者選びに失敗することなく理想どおりの暮らしを手に入れられるよう、各工法の特徴をお伝えしていきますね(^∀^ )
木造の工法は3つ
まずは木造から٩( 'ω' )و
木造は断熱性に優れ、住み心地が良いという特徴があります。
さらに木には調湿作用があるため、結露が起きにくいというメリットが。
また、その他の工法と比較し安価であり、選ぶ木材・メーカーによって価格帯を調整することも可能なんです(´∀`人)
ただし、木材の特性上、構造材の防蟻(ぼうぎ:シロアリ予防)処理が必要になります。
ちなみに…
総務省統計局「平成30年住宅・土地統計調査 調査の結果」によると、なんと日本の戸建ての92.5%は木造住宅という結果となっていました。

おそらく建売の大半が木造だからかと思いますが、ここまで木造の割合が高いことには驚きですね(゚ロ゚ノ)ノ
木造軸組工法

【代表業者】
積水ハウスシャーウッド・住友林業・一条工務店・タマホーム など
木造軸組工法は、日本の伝統的な工法で「在来工法」とも呼ばれています。
日本特有の「多湿な風土」に適した造りとなっており、日本の木造の多くはこちらの工法で建てられています。
木材の柱・梁で作る「軸組」で家全体を支え、水平からの力には筋交いで抵抗。
木造軸組工法は、構造的な制約が少ないため間取りの自由度が高く、大きな開口部を取りやすいというメリットがあるのです(人´ω`*)
さらに、将来的に増改築にも対応しやすい点も魅力的ですね。
もりっちが実際に検討した木造軸組工法の最大手2社については、以下の記事で詳しくご紹介しています(^∀^ )
ツーバイフォー(2×4)

【代表業者】
三井ホーム・住友不動産・三菱地所ホーム など
ツーバイフォーは北米で発達し日本にも普及した工法で、日本語だと「木造枠組壁工法」と呼ばれています。
2インチ✕4インチの角材で作ったフレーム状の枠組みに合板を張り、壁や床(面材)で荷重を支えます。

ツーバイフォーの1番のメリットは、耐震性・気密性・断熱性に優れる点。
ただその一方で、大開口部やコーナーの開口部が制限されるというデメリットも。
ツーバイフォーを日本に輸入したメーカー「三井ホーム」の詳細は、以下が参考になります(^∀^ )
木質パネル工法

(出典:ミサワホームHP)
【代表業者】
ミサワホーム・スウェーデンハウス など
木質パネル工法は、工場であらかじめ制作した強固な木質パネルを現場で組み立て、6面体(床・壁・天井)の壁や床で荷重を支える工法です。
北欧系の輸入住宅などでよく使われています。
構造的にはツーバイフォーと同じで「木造枠組壁工法」の1種であり、耐震性・気密性・断熱性に優れます。
ツーバイフォーとの大きな違いは、木質パネル工法ではパネルを工場で生産するため、他の木造工法よりも工期が短く済むこと。
ただ、間取りや外観デザインの自由度が低い・増改築しにくいといったデメリットがある点には注意が必要です。
鉄骨造の工法は3つ
お次は鉄骨造٩( 'ω' )و
鉄骨造は、骨組みに鉄や鋼製の部材を用いるため、木材に比べ耐震性や耐風性に優れる特徴があります。
木造よりは重量がありますが、次にご紹介する鉄筋コンクリート造に比べると軽いです。
軽量鉄骨軸組工法

(出典:パナソニックホームズHP)
【代表業者】
積水ハウス・ダイワハウス・トヨタホーム・パナソニックホームズ など
軽量鉄骨軸組工法は、鉄骨造の中では最もスタンダードな工法で、いわゆる「工業化住宅」の代表格です。
木造軸組の骨組みを鉄骨に変えた工法であり、筋交いには丸い鋼材(ブレース)を用います。
同じ強度の木材に比べて軽いため、そのぶん建物が受ける負担を軽減することが可能。
ただ、規格化された商品が多く、使用する部品・部材があらかじめ決まっていることも多いため、プランに制約を受ける場合があります。
軽量鉄骨ユニット工法

(出典:セキスイハイムHP)
【代表業者】
セキスイハイム・トヨタホーム など
軽量鉄骨ユニット工法は、工場で生産したユニット単位の部屋やスペースの一部を現場で組み立てる工法です。
工程の80%以上を工場で行うため、精度が高く品質が安定しています。
また、工期が短く、早い場合には木造軸組の1/3で済んでしまうというのは驚きですよね(゚ロ゚ノ)ノ
ただ、ユニットをクレーン車で運び入れることになるため、狭小地など道路幅が狭い場合には施工不可であることも。
さらに、工場生産であるために発注後の変更がしにくく、木造軸組などと比較すると間取りの自由が効きにくい点にはご注意を。
重量鉄骨ラーメン工法

(出典:ヘーベルハウスHP)
【代表業者】
ヘーベルハウス・トヨタホーム など
重量鉄骨ラーメン工法は、重量鉄骨でできた柱と梁をボルトで完全に固定する工法です。
ちなみに「ラーメン」とは、ドイツ語で「枠」を意味する言葉。
柱と梁のみで構成されているため間取りの自由度が高く、開口部や大空間が取りやすいメリットがあります。
また、鉄骨造の中でも強固な構造であるため耐震性や耐久性が非常に高く、高層ビルや集合住宅などにもよく使われている工法です。
ただ、その名の通り「重い」ため、他の鉄骨造の工法と比較すると基礎工事費が高くついたり地盤改良費がかかったりするためコストはかなりお高めです。
鉄筋コンクリート造の工法は2つ
最後は鉄筋コンクリート造(RC造)٩( 'ω' )و
鉄で補強されたコンクリートを用いた構造で、耐震性・耐久性・耐火性に最も優れます。
ただ、木造や鉄骨造と比べて重量があるためコストが高く、工期も長いです。
鉄筋コンクリート壁式

(出典:CENTURY21 HP)
【代表業者】
大成建設ハウジング など
鉄筋コンクリート壁式工法は、工場で作り養生した鉄筋コンクリートのパネルを現場で組み立てる工法です。
柱や梁を設けず鉄筋コンクリートの壁と床だけで荷重を支える構造となっており、中小規模のマンションに多く使われています。
遮音性が高く、また柱や梁がないため出っ張りがなく室内がスッキリするメリットがあります。
ただ、間取りの制限があり設計の自由度が低い・増改築には対応しにくいというデメリットも。
鉄筋コンクリートラーメン工法

鉄筋コンクリートラーメン工法は、鉄筋コンクリートの柱と梁によって構成する工法です。
「壁式」よりもグッと設計の自由度が高く、広い開口部や大空間をとることができます。
ただ、室内に柱や梁のでっぱりが見えるケースが多く空間を圧迫しますので、特に狭小住宅には不向きです。
注文住宅ではあまり施工は多くなく、主にマンションで使われている工法です。
あなたに最適な業者を見つける秘策
ここまで、各工法のメリット・デメリットをご紹介してきました。

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注文住宅で絶対に避けなくてはいけないことは、1,2社のみ見て業者決定してしまうことなんですよね…。
複数社を比較検討してみないことにはその業者の良し悪しの判断がつきませんし、なにより何百万円単位で損をしてしまう可能性があるんですもの(´Д⊂ヽ
もりっちも実際に資料一括請求サービスを利用し6〜7社を比較検討したことで、自分に最も合う業者に出会うことができました。
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こちらのサービスの詳しい使い方については、以下の記事をチェックしてみてくださいね(^∀^ )
まとめ
家には様々な工法があり、それぞれメリット・デメリットがあります。
「どの工法が最も良い」という正解はなく、大切なのは自分の中で優先順位を決め、それに合う工法・注文住宅会社を選択することなんですよね。

この記事が、少しでもあなたの注文住宅計画の参考になれば幸いです(^∀^ )
それでは今日はこのへんで。
またお会いしましょー(^∀^ )