こんにちは、もりっち(@moricch_i)です(^∀^ )
住友林業との初回打ち合わせで、木を愛する社風・ビッグフレーム工法の魅力に”ノックアウト寸前”になってしまったもりっち夫婦。
打ち合わせ後、営業マンからこんな一言をもらいました。
「今度ぜひ、うちのショールームに来てください。正直、びっくりすると思いますよ。」
そのハウスメーカーによって、標準設備のグレードが全然違うようなんです。住友林業は、標準のグレードが高いことが売りなんですって!
でも……そんな言葉にのせられて……たま……
「いつお伺いすればよろしいでしょうか(゚∀゚人)」
はい、ということで!
住友林業との打ち合わせ第2回目の今回は、「住み心地」に大きく関係する設備(キッチン・浴室・床材など)を確認すべく、ショールームに潜入してきました!
住友林業ショールームの基本情報
そもそも「ショールーム」とは、家の設備(キッチン・浴室・床材・外壁材など)が、各メーカーごとに複数展示されている場所のことです。
住友林業のショールームは、都内に10箇所あります。
その中でも今回は、池袋支店に潜入!
住友林業ショールーム(池袋支店)のアクセス
JR池袋駅メトロポリタン口から、徒歩3分のところにあります。
住所:豊島区西池袋1-11-1メトロポリタンプラザビル17階
駅直結なので、アクセス抜群!
住友林業ショールーム(池袋支店)の営業時間
営業時間は、以下の通りです。
- 月・木・金・土・日:10時〜18時
- 火・水:定休日
ハウスメーカーは、基本的に火・水曜休みなので、一般的ですね。
時間に関しては、18時より遅い時間でも対応してもらえることもあります。
実際にもりっちは、営業さんが融通をきかせてくれ、平日19時30分〜21時頃まで対応してもらいました。
仕事後ですと、18時ではなかなか間に合わないため、非常にありがたいですね(´∇`)
住友林業ショールーム(池袋支店)をいざ見学!
仕事後に旦那くんと合流し、いざ見学です!
キッチンは標準で4種類+オプションでパナソニックも選べる
まず案内してもらったのは、キッチンです。
住友林業では、標準で4種類のキッチンから選択可能。
- クリナップ
- トクラス
- リクシル
- 永大産業
キッチン選びのポイントは、「自分が何に重きを置くか」これがすべてだと思います。
具体的には、見た目・品質・利便性などですね。
ざっくりまとめるとこんな感じかと。
材質 | 品質 | 利便性 | デザイン | |
クリナップ | ステンレス | ◎ | ◎ | △ |
トクラス | 人工大理石 | ◎ | 〇 | 〇 |
リクシル | 両方 | 〇 | ◎ | 〇 |
永大産業 | 両方 | △ | 〇 | ◎ |
ちなみに、16.5万円追加で払えばパナソニックのキッチンも選ぶことができるそう。
もりっち邸はアイランドキッチンなので見た目が結構重要でして、人工大理石のトクラスかリクシルかでかなり悩みました。
その結果、品質やメンテナンス性に優れたトクラスに決定٩( 'ω' )و
キッチン選びの詳細は以下の記事でご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください(^∀^ )
お風呂選びの基準は「エコと機能性」
続いては、浴室です。
浴室は、以下の3つのメーカーであれば"標準"選べるそう!
- トクラス
- 積水ホームテクノ
- リクシル
トクラスは水量を減らせる
まずは、キッチン部門でも登場したトクラスです。
トクラスの浴槽の特徴は、尻すぼみになっていること!
(出典:トクラス公式サイト)
年間でバスタブ30杯分の節水になるというから驚きです!
入り心地は変わらないそうなので、これはなかなかのエコ(∩ˊ꒳ˋ∩)
機能性にこだわった積水
続いては、積水ホームテクノの浴室。
こちらの特徴は、標準で、シャワーの水をワンタッチで止められるようになっているところ。
地味なようですが、積水以外のメーカーですと、これは5,000円ほどのオプションになるそうな。
住友林業は、どのメーカーの浴室も"同額"なのですが、これはどうやら「うちは、○○万円で買います」と金額を明示した上で、各社に商品(浴室)をおろしてもらうのだとか。
本来であれば、メーカー側が「○○万円になります」と提示したものをハウスメーカーが購入するもののはずが……
「住友林業、あんた何様のつもりよっ……(゚A゚;)」
同じ価格ならば、私たちお客さんは、当然"より良いものを"選びたいですよね。
てなわけで、各メーカーは、他社との差別化を図るわけです。その結果、「シャワーボタンをつける」というような、企業努力による細かい差異が生まれるというわけですね。
「住林さんよぉ、ありがとなぁ……(´;ω;`) 」
リクシルについては特段説明なし笑
「リクシルも、トクラスと遜色ないですね。要は好みです。」
リクシルについて受けた説明は、以上終わりです。笑(まぁまだハウスメーカー選びの段階だし……)
「トクラスと遜色ない」という言い方ですと、どうしても「トクラスの方が格が上」のような印象を受けてしまいますね。
ただ、ネットで見てみると、
- 掃除のしやすさ
- 冬でも寒さを感じにくい
といったメリットはありそうです。
トイレは洗いやすさがポイント
浴室の後は、トイレです。
トイレは、TOTOかリクシルから選びます。
営業マンがおすすめしてくれたのは、リクシル!
その理由は、「掃除のしやすさ」にありました。
このように、リクシルの便座は平行に持ち上がるんですよね。これにより、便座と便器の隙間までキレイに掃除できちゃうんです!
(出典:LIXIL公式サイト)
TOTOの場合ですと、便座と便器の隙間の掃除はできません。
ただ、やはりトイレと言えばTOTO!
もりっちは、こんなイメージをもっています。そんなTOTOの強みと言いますと、
- 便器に汚れがつきにくく落ちやすい
- 節水
などですね。
てなわけで、やはりこれも好みですね。
窓には「見えない工夫」が!
お次は窓。
こちら、Low-Eペアガラスで、中にアルゴンガスが入っていることが特徴です。
(出典:YKK ap公式サイト)
Low-Eペアガラスとは:Low-E(低放射性)の金属膜に覆われている窓。太陽熱や紫外線をカットしてくれるため、夏は涼しく冬は温かい室内となる。
この高性能な「Low-Eペアガラス」ですが、実は、大手メーカーではだいたいこれを採用しています。
しかーし! それだけでは満足しないのが住友林業です。
2枚の窓の間に入っている"アルゴンガス"が、なんとも良い仕事をしてくれるんです!
(出典:YKK ap公式サイト)
アルゴンガスを入れることにより、断熱性や防音性がアップするんですって!
これも標準だなんて、もうびっくりですよ(゚∀゚)
このように、ちょっとしたことの積み重ねが、「"住み心地"に大きく関係してくるんだろうなぁ〜」なんてしみじみと感じました。
外壁も色んな種類があるのよね
外壁はと言いますと、こちらも実に様々な種類が!
まずはサイディング。
サイディングとは: セメントと木質系成分を混合して製造される人工の外壁材
サイディング1つとっても、厚さに差があります。住友林業のサイディングは18㎜が標準ですが、安いメーカーや建売ですと、14㎜だそう。
たった4㎜ではありますが、これが外観に大きく影響するのだとか!
厚い方が、彫が深いということです。そして彫が深いと、グッと高級感がでるそうなんです! 影が美しく映るんだとかヽ( ´3`)ノ
「住友林業の家は高い!」と言われていますが、結局このような部分で金額に差が生まれてくるわけですね。
そして、高価なタイルもズラッと並んでいました。
ただ、さすがにタイルはオプションです。
19坪の敷地に3階建てを建てる今回のもりっちの計画ですと、仮に全面タイルにした場合、+300万円かかるんですって……。
「はい、不採用(^∀^ ) 」
金額を言われた瞬間、耳が閉じてしまう程のお値段です。。。
ただ、全面タイルにした場合、60年間メンテナンスフリーになるとのこと!
標準のサイディングですと、30年ごとにメンテナンスが必要なんですよね。そしてこのメンテナンス費は、100万円は超えてしまうんだとか(゚Д゚;)
このため、生涯コストで考えた場合、「300万円まるまる高くなる」というわけではないようです。
ただ、初期費用で300万円プラスは、やはり結構な痛手です……。
オシャレも費用も譲れないもりっちは、「部分的にタイルを使う」ことを検討中!
玄関はドアの種類や床材を選ぶ
続きましては、玄関です。
玄関ドアは「採光窓の有無」が決め手!
玄関ドアも、複数種類ありました。
微妙な差はたくさんあるものの、一番大きな部分はと言いますと、「採光窓の有無」でしょうか。窓があると光が入ってきますので、玄関がグッと明るくなります。
また、防犯に強い商品もありました。
このように、鍵を入れる部分が取れるんです!
これにより、鍵すら刺さらなくなるので「開けられなくなる」のだそう。
普段からこれを取るような人は少数派かと思いますが、長期の旅行に行くときなどには、安心感が違いますよね。
ただし、この部分を万が一紛失した場合には、家に入れなくなるので細心の注意が必要です。
「失くすなよ……絶対に失くすなよ…!!」
玄関床のタイルもカラーバリエーション豊富
玄関床タイルも、様々な色が!
これは、家全体をどのようなモチーフで作るかによって、大きく左右されそうですね。
これだけの選択肢があれば、お気に入りに出会える予感がします(๑˃̵ᴗ˂̵)و
床は「無垢」が標準設備
最後は床材です。
おそらく、住友林業の一番の売りは「床材」でしょう。
なんといっても、標準で複数種類の無垢材が選べちゃうんですもの!!
「無垢材かフローリングか?」ではなく、「どの無垢材が良いか?」を選べるなんて、こんなに贅沢なことはありませんヽ(´∀`。)ノ
某三井ホームなんかの場合、標準は、一番右のシート(フローリング)なんですよね。
写真では分かりにくいかもしれませんが、こうして並べると、フローリングは"安っぽい"と思ってしまうほど、その差歴然でした。
ショールームに、「フローリングと無垢材それぞれの上に、ゴルフボールを落としてみたらどうなるか?」という面白いガラス張りの箱がありました。
まずは、フローリングの方にゴルフボールを落としてみると……まぁ跳ねる跳ねる!!
一方の無垢材は、なんと、フローリングの半分以下しか跳ねないではありませんか!
これはどういうことかと言いますと、足で床を踏んだときの感覚に大きな差が生まれるんです!
実際に、住友林業で建てた方の家にお邪魔し、床を踏みしめた時の無垢材の優しさ・温かさが、今でも忘れられないほど印象に残っています。
そして、木の香りがまた、たまらなく良いんですよね。
ただ、そんな無垢材にもデメリットがあります。
- 日焼けして色が変わってしまう
- 傷つきやすい
実際に、私がお邪魔したお宅は築6年でしたが、日当たり抜群の窓際部分の無垢材は、かなり色あせてしまっていました。
また、無垢材は柔らかい分、フローリングよりも傷つきやすいそう。
とは言うものの、そのお宅はご夫婦のみの生活ということもあってか、傷は全く目立ちませんでした。
しかし、小さいお子さんがいる場合には「無垢材だから、傷だらけっ(^∀^ ) 」なんて事態になり得ます。
その傷を"味"として捉える人もいると言うので、”何を大事にするか”ですね。
ちなみにフローリングにグレードを落とした場合は、そのぶん値引きしてくれるのでご安心を。
まとめ
ショールームに行き、実際の暮らしのイメージが膨らんだもりっち夫婦。
オールステンレスのキッチンや、無垢材の床など、その設備の豪華さに驚かされました。
それと同時に、「設備選びに正解はなくて、本当に人それぞれの好みなんだな~」なんて、改めて実感したのでした。
次回!
「やっ……やめて!!住友林業にカツアゲを食らう?!」の巻。
またお会いしましょー(^∀^ )