こんにちは、もりっち(@moricch_i)です(^∀^ )
住友林業の因縁のライバル「積水ハウスシャーウッド」。
注文住宅会社選びにまる3ヶ月悩んだ末、最終的には住友林業と契約したもりっちではありますが、積水ハウスシャーウッドも最後の方まで検討しておりました。
総合的に見て1番惹かれたメーカーが住友林業でしたのでそのような決断に至ったわけですが、実は、「住林もこれだけはシャーウッドには敵わないな…」と感じたポイントがあったのです。
それが…
陶板外壁ベルバーン٩( 'ω' )و
てなわけで!
今回は、木造トップクラスの品質を誇る積水ハウスシャーウッドの中でも、もりっちが最も魅力的に感じたベルバーンについて詳しくご紹介していきます。
それでは!
今日もはりきっていきましょー(^∀^ )
家の外壁は大きく分けて3種類
まず初めに、一般的に、注文住宅の外壁は以下の3種類に分かれます。
- モルタル(吹付):水・砂・セメントを混ぜたものをコテで塗装して仕上げる外壁材
- サイディング:板状のもの(サイディングボード)を何枚も貼り合わせていく外壁材
- タイル:自然素材を高温で焼き、1枚1枚敷き詰めていく外壁材
見た目もさることながら、材質によって特徴も様々なんですよね。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
モルタル | ・耐火性に強い ・継ぎ目がなく仕上がりがキレイ ・色分けでオシャレな仕上がりに ・補修が簡単 |
・工期が長い ・色によっては雨だれが目立つ |
サイディング | ・選べる種類が多い ・手間なくキレイに仕上がる ・工期が短い |
・板と板の継ぎ目が目立つ ・商品の入れ替えが激しいため、補修時に同じものがなく全面張替えになる可能性がある |
タイル | ・耐久性が高くメンテナンス費が安く済む ・見た目がオシャレ |
・初期費用が高い |
このように、外壁材それぞれ異なる強みがあるわけですが、この中でも最も耐久性に長けているのが「タイル」なんですよね。
このため、タイルはメンテナンス費が圧倒的に安いという嬉しいメリットがあるんです(人´ω`*)
タイルは耐久性に長けているが初期費用がぶっ飛んでいる
しかーし。
問題点は、初期費用。
残念なことに、タイルは初期費用が割とバカみたいに高いんです(´Д⊂ヽ
もりっち邸はモルタルの外壁を採用したのですが、仮に全面タイルにした場合ですと、なんと初期費用が300万円程度プラスになると言われてしまいました( ゚ε゚;)
積水ハウスシャーウッドの「ベルバーン」は第4の素材
では!
ベルバーンはモルタル・サイディング・タイルのうちどれなのかと言いますと、実はどれでもないのです。
ベルバーンは、いわば第4の素材なのです٩( 'ω' )و
分かりやすく表現すると、ベルバーンはタイルの大きい版。
1100度の超高温で焼いた3m×30cmの大きな陶板を貼り合わせていくんですって。
1200度ほどで焼くタイルとほぼ同温で焼いていることになりますので、ベルバーンはタイルに匹敵するほどの高い耐久性があるということなんですね!
つまりは、強い日差しや雨で変色することがなく、汚れにも強い。
さらに鉄釘よりも硬いため、傷つきにくいという特徴もあるのです。
もりっちは注文住宅を検討し始めたあたりから、街を歩くとついつい外壁をガン見する癖がついてしまっているのですが、ベルバーンを使っている家は全く劣化を感じさせないんですよね。
モルタルの場合は年数が経つと雨だれが気になったり、サイディングの場合には変色していたりと、どうしても経年劣化を感じてしまうもの。
しかし、積水ハウスシャーウッドの家(ベルバーン使用の家)は、どの家も新築に見えてしまうほど外壁が美しいのです(゚∀゚*)
ベルバーンのメンテナンス費は他外壁材の半額以下!
では、メンテナンス費が実際にどのくらい安いのかというお話ですが…
仮に積水ハウスシャーウッドで、もりっち邸(18坪3階建て)の外壁にサイディングを採用した場合、メンテナンス費は30年目に150万円ほどかかるとのことでした。
対するベルバーンはどうかと言いますと…
なんと、66万円で済んでしまうというから驚きでしたΣ(゚ロ゚;)!
必要なのは、ベルバーン同士の隙間を埋める「目地」のメンテナンスのみで、外壁自体のメンテナンスは不要であることがその安さの秘訣。
ベルバーンは初期費用の追加なし!
ここで気になるのが…
ということですよね。
しかしなんと!
ベルバーンは、追加費用なしに施工できてしまうという衝撃の事実がっ(゚ロ゚ノ)ノ!!
営業マンによると、ベルバーンは積水ハウスシャーウッドで推していきたい商品なんだとか。
たまに電機屋さんで「最新製品の方がなぜか型落ちより安い」なんてことがありますが、同じように、ベルバーンを安く設定する(追加費用を発生させない)ことで、多く売り出すという狙いがあるようです。
タイル同等の耐久性を持ち合わせながら、何百万円とかかっても不思議ではない初期費用の追加なしに採用できてしまうなんて、こんなにありがたいことはありません(人´ω`*)
ベルバーンは積水ハウスシャーウッドの特許
ちなみにこちらのベルバーンは、20年もの年月をかけやっと開発された代物なんだとか。
正確に言うと…時間をかけて開発した会社を積水ハウスが買収したそうな( ゚ε゚;)
このため当然、ベルバーンは積水ハウスの特許というわけですね。
積水ハウスシャーウッドのベルバーンはデザイン性には乏しい
メンテナンス性が抜群に高いのに、初期費用も不要。
これだけ聞くと良いことづくめのような印象ですが、選択前に知っておきたいデメリットもあります。
それが…ベルバーンはデザイン性に乏しいということ(´ε`;)
ベルバーンは、白・ベージュ・茶色・シルバー・黒とある程度のカラーから選択することができますが、それでもやはりモルタルやサイディングに比べてデザイン性は劣ります。
また、モルタルではかなりの種類の色からチョイスして塗り分けをしたり、サイディングですと様々な種類を組み合わることで外観が華やかで個性的になりますが、ベルバーンは色のレパートリーも少なく、なんせ地味なんですよね。
(出典:積水ハウスHP)
また、選択肢が少ないがために、注文住宅であるにも関わらず「隣家とデザインがかぶっている」なんて現象もちらほらと…。
シンプルで飽きが来ないデザインであるとも言えますが、外観を見たときの印象は”ちょっと寂しい”と感じてしまうかもしれません。
まとめ
木造の高級住宅、積水ハウスシャーウッド。
その1番の魅力とも言えるのが、陶板外壁ベルバーン。
家は、建てた後に結構なお金がかかるもの。
このため、タイル同等の耐久性・メンテナンス性でありながら、初期費用の追加なしに選択できるベルバーンのメリットは、非常に大きいなと感じましたね。
デザイン性には乏しいものの、「実用的でコスパよし」といった印象です(^∀^ )
今となっては完全に”住友林業信者”になってしまったもりっちですが、正直なところ外壁に関しては、シャーウッドが住友林業よりも上回っていると感じましたね。
ベルバーンを含むシャーウッドの魅力については、以下の記事でご紹介しています(^∀^ )
さらに! 当ブログでは、シャーウッドから出してもらった実際の間取りや見積もりもまるっと大公開していますよっ٩( 'ω' )و
ハウスメーカー選び、そして外壁選びに迷っているあなたにとって、この記事が少しでもお役に立てば幸いです(^∀^ )
それでは今日はこのへんで。
またお会いしましょー(^∀^ )