マイホーム住宅購入後にかかる5つの費用と節約方法を紹介

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マイホーム・住宅購入後にかかる費用

住宅購入を考える時、住宅ローンは現在の家賃を基準に考える方が多いです。

しかし、この考えは危険です。

住宅購入後には、住宅ローンの返済額以外にも税金・保険料・メンテナンス費用など、かかるお金がたくさんあります。

これを知っておかないと、建てた後「思ったより返済がきつい…」なんて後悔する可能性も(´Д⊂ヽ

ということで今回は、住宅購入後に必要な費用の種類と、新築2年目になる我が家で実際にかかっている費用をご紹介していきますね。

各項目における節約方法もお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください(人´ω`*)

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住宅購入後には5つの費用がかかる

住宅購入後には、以下の5つの費用がかかってきます。

  • 住宅ローン
  • 税金
  • 保険料
  • メンテナンス費用
  • 光熱費

それぞれ注意点がありますので、実際にかかっている費用含め、順番に見ていきましょう。

住宅ローン

まずは、当然ですが住宅ローンの毎月の返済額です。

現在は低金利のため「年収の7〜8倍、場合によっては10倍ほど借りることができる」時代となっています。

しかし、絶対に勘違いしてはいけないのは、「借りられる額と無理なく返せる額は全く違う」ということ。

「余裕を持って返済できる額」に収めるためには、毎月払うローンを「年収の5〜6倍(返済負担率20〜25%以内)」に収めると安心です。

返済負担率とは:年収に対する返済金額の割合のこと。 年収600万円(月収50万円)の場合、「返済負担率20%=10万円」ということになります。

ここを無理してしまうと、「返済が厳しくて家計が苦しい…」なんてことになりかねませんので、この比率を念頭に置いてローンの借入を行いましょう。

なお、住宅ローンは金融機関によって金利も手数料もかなり異なります。

ローンは何十年と付き合っていくものなので、金利が高いところで組んでしまうと計100万円以上も損してしまうことも普通にあり得ます(;Д; )

何社かで比較検討し、最も安く、保険などの条件も良いところで組むようにしましょう!

ネットで簡単にできる一括審査で、各社の金利の比較ができ非常に便利ですよ(人´ω`*)

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税金

家を購入すると、賃貸ではかからなかった税金も発生します。

不動産取得税

1つめは、不動産取得税というものです。

その名の通り不動産(土地や建物)を取得した時にかかる税金のことを指します。

こちらは、取得時に一度だけかかります。

計算方法:固定資産税評価額(※1)✕3%(※2)

(※1)市役所や税事務所の担当者の家屋調査により、基準に基づき決まるもの。実際にかかった費用とは全く異なります。

(※2)R3.3.31まで。それ以降は4%にあがります。

たとえば、評価額が1,000万円の場合、

1,000万円✕3%=30万円 となります。

しかし、不動産取得税には軽減制度がありますで、申請を忘れないようにしましょう。

軽減制度に関しては、インスタの以下の投稿が参考になると思います!

固定資産税

固定資産税は、所有している土地や建物に対してかかる地方税です。

こちらは、毎年かかる税金になります。

計算方法:固定資産評価額×税率(1.4%)

たとえば、評価額が1,000万円の場合で考えますと、

1,000万円✕1.4%=14万円 となります。

ただ、固定資産税にも軽減制度があります。

こちらは新築後3年または5年(※)、建物の固定資産税額が1/2になるというものです。

(※)3階以上の耐火、準耐火構造の住宅の場合は5年

さらに、長期優良住宅の場合にはこの期間が2年延長されます。

こちらは、固定資産税の軽減措置に関しましては、特別な申請は必要なく、役所・税事務所が自動的に適用してくれますのでご安心くださいね。

私の場合、新築後1年目の固定資産税と、次にご紹介する都市計画税の合計で、建物80,000円、土地29,990円でした。

もりっち
我が家は5年間は建物の軽減税率適用なのでその程度ですが、その後は上がってしまいます。

なお、評価額は3年ごとに見直され年々減額されていきますので、税金も少しずつ安くなっていきます。

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都市計画税

都市計画税とは、市街化区域内に土地や建物をもっている人が収める税金です。

こちらも固定資産税同様、毎年かかる税金です。

市街化区域とは:市街化を活性化させる地域のこと。すでに住宅街や商業施設などの市街地のある区域と、おおむね10年以内に市街化を図るべき区域とされているところ。ここでは、住宅は許可なく建築することができます。

計算方法:固定資産税評価額×税率(上限が0.3%)

この税率は各市町村が定めているため、一定ではありません。

もりっち
お住まいの自治体のHPなどで確認できますよ!

私が住む東京23区の場合、河川敷を除き23区の土地は市街化区域ですが、郊外ではそうでない区域(市街化調整区域)もあるよう。

このため、「これから土地探し」という方は、市街化区域か否かも加味した上で検討すると、節税できる可能性がありますので覚えておきましょう٩( 'ω' )و

市街化区域か否かの確認は、

  • 自治体の窓口で聞く、HPを確認する
  • 不動産会社に聞く

などで把握することができますよ。

火災保険・地震保険

火災保険や地震保険も、建てた後に費用がかかるものです。

火災保険は最長10年間、地震保険は最長5年間で契約することができます。

それぞれ、最長期間で契約するのが最もお得です。

この場合の支払いは、「10年分(5年分)を一括で行う」か、保険会社によっては「月払」が選択できることもあります。

ただし、月払いの場合には、一括払いより総額がやや割高になってしまうため注意が必要です。

なお、火災保険(地震保険)は、契約期間後には新たに加入し直すことになります。

我が家は火災保険10年間で約28万円のプランに加入し、一括払いにしました。(地震保険は非加入)

これを月額に換算すると、月々2,333円の支払いとなります。

火災保険を選ぶ際の2つの注意点

なお、火災保険の加入にあたっては、必ず以下の2点に注意しましょう。

  • 必要な補償を自分で選択する
  • 複数社で相見積もりをとる

必要な補償を自分で選択する

火災保険には「水害、盗難、家財をとりまくリスク」など複数の項目ありますが、これらすべてパッケージになっているものは避けましょう。

保険料が無駄に高額になってしまうからです。

火災保険の主な補償内容は、大きく以下に分けられます。

  • 火災・破裂・爆発
  • 落雷
  • 水災
  • 風災・ひょう災・雪災
  • 物体の落下・飛来など
  • 水濡れ
  • 盗難(お金や通帳など)

パッケージの保険はすべて網羅されているため、ある意味”楽”で”安心”はありますが、本来必要のない「余計な保険」が入ってしまっています。

これでは無駄に高い保険料を払うことになりますので、必ず「自分の家に必要な項目を自分で選択する」ようにしましょう。

もりっち
たとえば、高台にある場合には「水災の補償」はつけなくても良い場合もあります!

相見積もりをとり安い会社を探す

また、火災保険では相見積もりをとることが非常に重要です。

新築の場合は、ハウスメーカーの担当者がおすすめ商品を提示してくることが多いですが、このまま契約するのは危険

おすすめ商品には「必要のない補償がたくさんついている」パターンがほとんどです。

また、同じ保証内容でも各社で手数料の違いなどあり「内容が同じなのに金額に差が出る」こともよくあります。

言われるがままに契約してしまっては、平気で10万円以上も損してしまうこともあるのですから、怖いですよね。。

複数の保険会社の見積りはネットで簡単にできるので、きちんと比べて損しないようにしましょう!

\ 火災保険は比較が鉄則! /
もりっち
私も、内容の見直しと相見積もりで72,990円安くなりましたよ!

メンテナンス費用

新築後は、メンテナンス費も発生します。

具体的には、以下のような費用です。

  • 防蟻(ぼうぎ:シロアリ対策)処理:5〜10年ごとに10〜20万円
  • 屋根・外壁・防水処理:10〜30年ごと150〜300万円

特に屋根や外壁のメンテナンス費は何百万円とかかってくるため、将来的な大きな出費に備えて毎月積み立てておく必要があるのです。

必要な積立額の目安は、月に15,000円ほどと言われています。

ただ、これは依頼する工務店・ハウスメーカーによってかなり異なる部分ですので、事前に費用を確認しておきましょう。

もりっち
建築費用が安くても、メンテナンス費が高い場合にはトータルで損してしまうこともありますよ!

なお、住友林業で延床面積約29坪の家を建てた私の場合、

  • 防蟻処理:10年ごとに約15〜20万円
  • 屋根・外壁・防水処理:31年目に約300万円

と言われ、「毎月1万円は積み立てるように」とのことでしたよ!

もりっち
大手ハウスメーカーであるほどメンテナンス費は安く済む傾向にあります!

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光熱費もアップする

また、忘れがちですが、新居では光熱費があがる場合がほとんどです。

実際に我が家は、2DKの賃貸から3LDKに越してきましたが、光熱費は月に5,000円〜6,000円あがりました。

基本的には賃貸より広くなるぶん光熱費があがるはずですので、この点も、ローン返済額とあわせて「毎月の出費」として計算しておきましょう。

電気代は節約できる可能性大!

ちなみに私は、新居に越してからやっとこさ新電力に乗り換えました!

地域電力会社(東京電力など)から新電力に乗り換えることで、電力供給は全く変わらないのに電気代が今より安くなります。

もりっち
私は一番お得だったリミックスでんきに乗り換え、電気代が5%オフになりましたよ!

平均的な電力使用量を考えると年間7,000円以上も節約できることになります。

新電力への乗り換えは、面倒な手間も全くないため、正直「やらないと損」です(;∀; )

最もお得な電力会社もネットで簡単に分かりますので、ぜひ見てみてくださいね(人´ω`*)

\ 節約の基本は固定費を下げること! /


「電力自由化とは?」「停電が増えたりしない?」など疑問がある方は、以下の記事に詳細を書いていますので参考にしてみてくださいね(人´ω`*)

www.moricchi.com

まとめ

住宅購入では、「住宅ローン返済額」を現在の家賃と比較して計画をすすめる方が多いです。

しかし、住宅購入後には、ローン返済額以外にも様々なお金がかかります。

これを知らずにローンを組んでしまうと、後々「固定費がきつくて家計が苦しい…」なんてことになりかねません(;Д; )

この記事でご紹介した費用や節約方法をぜひ参考にしていただき、素敵なマイホームとゆとりある生活を手に入れてくださいね。

それでは今日はこのへんで。
またお会いしましょー(^∀^ )

\ 火災保険は比較すれば安くなる! /